5月1日Hus 便りと雑学

2016年05月04日

5月1日(日)

そう、2週間前のことです。
4月14日(木)地震がきました。いきなり、きました。「怖い」もやってきました。「何が起きたのか」これは、「地震」だとわかりました。過去に経験したからです。しかし、今回は「怖い」が続きました。
大きな揺れ、継続してきた「地震」は体感として経験がなかったので、周りでは何が起きてるか、「不安」が伴いました。5年前、そして21年前、映像で未曽有の大震災を観ていたので、それを思い出し「不安」がきました。

次の日は、もっと、もっとの「恐怖」「不安」を・・・・

2週間がたち、また「地震」が来ました。その時のような「恐怖」とは違いました。自らの動きが違います。おどおどさがなくなり、日常の生活にもどっているせいか、2週間前のそれはありません。もちろん、これは私の体験です。みなさんはどうでしょう。今も尚、避難所で生活をされている方々、また震源地で地震を体験された方々は、その時と「同じ」かもしれません。しかし、少なからず、その時の「恐怖」は減じられてると思います。

そう、一瞬一瞬が変わっていく。5年経つと、それが大きく目に見えてわかりますが、一瞬一瞬は早すぎて、見えず、わかりにくい。
ヨーガ、仏教では「今」を観る、といいます。「自己を知る」こと、とも。

では、この時誰が「恐怖」だと感じていたのか? 誰がそれに「気づいて」いたのか? ちゃんと、それを観ていものがいます。だから、それに気づいて、助けを求めたり、その時の体験を話したり、またネットを通じて伝えたりできたのです。「恐怖」や「不安」は自分ではなかったのです。それは、その時の一時的な心や感情・・・(いろんな議論がありそうですが、、、、)

今日は5月1日、5月が来ました。1か月後は6月が来ます。その1か月後は。。。
私たちの日々というのは、何も自分から動かさずとも、あるいはじっとしていたとしても『それ』はきます。あれから、2週間が来たのは、その早すぎて見ることはできなかったかもしれない一瞬一瞬の積み重ね、不安に思ったり、後悔したりもあったでしょう。それでも確実にいえることは「前進」しているということ。ほんとに大変でした。きつかった。怖かったです。でも、決して後戻りをせず、進んだのです。進むんです。それが、よいとか悪いとか考える必要はありません。しかし、考えたかったら考えてもいい。その「考え」も一瞬一瞬変わり、もう「ない」ものです。地震は多くのものを壊したかもしれません。しかし、メディアでも言われてるように、また5年前も言われたように「絆」の意味に気づかせてくれ、切れかかっていた家族の「絆」、仲たがいしていた者同士を逆に結んでくれたことでしょう。隣りが誰か知らなかった、人同士も。。。。そして、また「何が一番大事であるか」にも気づいたのではないでしょうか。今度は本気で、5年前もそれを想いながらも、今度こそは。。。。
私たちは、ハイテクの波にのまれ、作り出した、また作り出される「欲望」がいかにもっていても無駄であったか、今、本気で気づけたと思います。そう、避難された皆さんが一番に求めていたものが何だったか、それは当たり前のように使っていた「水」でした。わが家も3日来なかったので同じです。また、必ず行っていた「寝る」「トイレ=排泄」。。。。「ダイヤモンド」や「ブランド物」等ではなかったのです。

ヨーガの教えの中に「APARIGRAHA(アパリグラハ)」というのがあります。サンスクリット語で「A」がつけば、打消しなので、日本語訳では「非所有」または「不貪」、余分に所有しない、ということになり、今回この意味がわかったのではないでしょうか。これは、感情や心もそうです。所有していることで、それが生じるので、なので、苦の原因となる「エゴ」も所有しない。ごみ収集で持っていってくれたらいいのですが、これは、なかなか手ごわいです。しかし、ヨーガの知恵で除去することができます。

また、目を開けていれば、携帯を持っていれば、テレビをつけていれば情報がドンドン入ってきます。地震のとき、ラインや携帯、ラジオがあってよかったです。しかし、時間とともに、いろんな情報が入る過ぎることで混乱したり、心動かされたり、、、その情報は、ずっとないといけないか、といえばそうではないことがわかります。識別力を学んできたので、そこをあとは生かしていけるはず。この「情報」も持たないのがよいです。これはどうやって運び出すか?
その役目がプラーナ(生命エネルギー)です。5つのはたらきをもっており、呼吸により取り込まれ、同時に「情報」も取り込まれます。それが保たれることで理解することができ、そのあとは余分に持たず、出さないといけません。それが、「吐く息」によって行われます。しかし、この震災の恐怖、不安で一番忘れていたのは呼吸でした。なかでも「吐く息」だったのではないでしょうか。この状況下で仕方のないことですが、周りで何が変化しようと必ず、そこにあった「息」をもう一度、息の入る瞬間、出ていった先までも見てください。次、いつ入ってくるか、わからないのです。わからなくなるような体験をしたのですから。。。慎重に、注意深く「ただ観る」
その時に、観られた瞬間に「不安」「恐怖」など感情は去ります。意識が内側に向きだすからです。

Kaivalyadhamaのクバラヤナンダジがいいます。

「内側に意識を向けていくと、無限に広がる自由がそこにはある、と、そして限りなく広がる世界が。。。」

地震によって、あったものがなくなったかも知れません。家、物、仕事、、、しかし、内側では何も失ったものはなく、ずっと『それ』はそのまま変わらずあります。どの立場であろうと同じようにあります。どの瞬間も、何も奪われたものなどないのです。
しかし、置かれた状況によって、今ちょっとそれ気づかずにいただけ。。。

5月です。本校はいつも通り在り続けております。何があっても、そうこうしながら11年です。

5月のスケジュールをアップしていますので、HPの「スケジュールhttp://hus-lab.com/page/schedule/」からご覧ください。

<5月のお休み>山鹿校・光の森校
ゴールデンウィークの祝祭日は両校お休み
〇山鹿校 土曜日クラス  5月14日(土)28日(土)のみ行います。(7月より毎週行います。只今調整中)
〇光の森校 5月20日(金)21日(土) ワーク、セッションの為お休み

<坐禅・ヨーガ>
5月29日(日)開催予定  詳細はHPより  要予約

<ワークショップ>
Meditationa&Meditation Technique with Uttam Das in Japan 2016
5月21日(土)~22日(日) 2Days

今年で4年になるUttam氏との瞑想ワーク、毎年GWでした。その予定で計画してましたら、急きょUttam先生が来れない、と。変更を言われ 、その後に震災。Uttam先生はまるで早くからそれに気づいていたような。。。もし、GWだったら中止してました。しかし、この状況下だからこそ。。。内側に、ただ内側に向かう瞑想ワーク、やはり決行します。告知も中断してたので、来た人たちと行っていきます。

フライヤー少し変更してます。今回、やはりテーマは「サーンキャ哲学」です。私たちはヨーガをやる以上はヨーガの教典に沿わなければなりません。そのヨーガ・スートラのベースはサーンキャ哲学です。サーンキャ哲学の意味から学び、体感するところまでを行っていきます。



新しいフライヤー紹介しておきます。
HP: http://hus-lab.com     または、http://hus-lab.com/page/workshop/16/

<Uttam氏による特別個人セッションのご案内>
Talot & Healing session in Kumamoto 
5月16日(月)~24日(火) *案内を中止していましたのでまだ空きがあります。
時間設定をしておりますので、詳細はHPをご覧ください。


写真はインドの村での活動写真です。
留学中、プネという市街からバスで8時間かけてPATODAという村にいきました。
着いてから、
「トイレはどこですか?」
と聞きました。あっち⇒ 指でさされたのは「畑」
これを持っていきなさい、とペットボトルを渡され、、、この村に紙はありません。この隣町にもトイレットペーパーなる「紙」はありません。

ここしかないので、その場所で用を足しました。

畑作業が始まり、水がないと言います。昔のやり方で水を深く掘り、やっと水がでました。
このとき周りの畑に何も育てられていませんでした。
「なぜですか」
と聞きました。
「人間が食べる植物を育てると水がいるから、今は育てません。動物たちに水をやることが先なので」
生活水は雨水、池からでした。

夜夕食後は、すぐ寝ます。電気がないからです。毛布をかぶって床で寝ます。蚊にさされないように。。。

村の日常です。

写真が載せれず。。。













  

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2016年3月の予定と雑学

2016年03月08日



<3月のご案内>
スケジュールは http://hus-lab.com
〇お休み
3月21日(月)春分の日 光の森校・山鹿校 お休み
  29日(火)13時~ 19時半クラス 山鹿校のみお休み
  31日(木)13時クラス 山鹿校のみお休み
3月12日(土)26日(土) 山鹿校 土曜クラス お休み 

〇勉強会・ワークショップ
ヨーガスートラ勉強会 光の森校 要予約
3月12日(土)12時~ 「苦の原因5つのクレーシャ(煩悩)の洞察と苦の原因の除去法~インド視察からのメッセージ~」再補講 *2月にご参加できなかった方対象
2月の様子 除去法実践



日輪寺坐禅ヨーガ
3月13日(日) 10:00~ ヨーガ・坐禅・禅料理体験  場所:山鹿日輪寺  要予約 

「第1回宿泊断食と浄化法」 光の森校 要予約
3月26日(土)~27日(日)  参加8名まで  残り若干名  今回参加できなかった方も今後随時行っていきます。
1日目 予定
10:00 伝統ヨーガ クラス自由参加
12:00 集合 オリエンテーション ファスティングについて *事前にご自分のドーシャをご連絡ください。または確認いたします。
12:30 ファスティング食 
   休養・クリヤヨーガ・プラーナヤーマ・瞑想  *お一人ずつ霊気ヒーリング 時間不同
17:00 順次 入浴 各ドーシャにあった入浴剤を使います。
    *クリヤヨーガ・瞑想
21:00 就寝
2日目 予定
6:00 クリヤ実習
7:00 クリヤヨーガ・プラーナヤーマ・瞑想 
9:00 ファスティング食
休養・クリヤヨーガ・プラーナヤーマ・瞑想  *2回目の霊気ヒーリング
12:00 ハーブティタイム
   休養・瞑想
15:00 終了
  *本来のファスティングは本を読むことや、運動等はせず、モウナ(沈黙)と瞑想を行います。また、宿泊のため、それぞれのドーシャにあった入浴剤(アーユルヴェーダで学んだ各自のやり方)を作り入浴体験をし、瞑想、休みます。食べない断食ではなく、ファスティング食、ハーブティーは随時、アーユルベーダにおける植物の中でも世界一栄養価のあるインドで採取してきたモリンガティーによる浄化、水分の補給は随時。宿泊の際にそれぞれに霊気ヒーリングによる浄化法で体と心を休めてもらう予定です。詳細はのちフライヤーをお渡しします。



〇春季指導者養成講座・ヨーガ基礎講座 説明会  *随時行っております。 お電話・メールにてお問い合わせください。
・現指導者対象
・指導者希望者
・ヨーガ基礎修得希望者

~今日の雑学~
3月7日(月)
2月去り、3月に入ってきましたね~ それと同時に花粉症の季節に。
寒波の2月がやっと去って花咲く「春」、今日もポカポカ24度ぐらいあるでしょうか。とても過ごしやすい季節に入ってきましたね。しかし、春を喜ぶ方もいれば、「花粉が飛んでる!!窓閉めて~!咳が出る~、鼻水がでる~!!」と、嘆く人もいるのです。(主人ですが・・・)

何が違うのでしょう?

「春」は何も変わりません。むしろ「名詞」にしか過ぎません。そこにある空間は、どの季節、気温変化、景色が変わろうと何も変わらずそこに「在る」のです。私たちの経験の中で作られた、例えばそれを「記憶の蔵」としましょう。ヨーガ用語では「サンサーラ(行)」といいますが、何を経験したか、そこにある「記憶の蔵」によって作り出される「心」が違うだけのことなのです。「よき」ともとれるし、「悪」ともとられる。経験がそれを作り出しているのです。「春=心地よい」にもなり、「春=花粉症」となり「苦」と感じれば「今」を楽しめなくなりますね。
どのような経験下、状況であっても「今(のこと)」と捉えられるようになること。。。ヨーガはそこを目指すツールです。

そう。。。花粉症に関していうと、対処法、予防法としてはハタ・ヨーガの実習法である「ジャラ・ネーティ(水による浄化法)」「スートラ・ネーティ(カテーテルを使った摩擦による浄化法)」がよいでしょう。
このジャラネイティは日本では「鼻洗浄」としてされてる方も多いと思いますが、下の「スートラネイティ」はTV等のインド特集で見かけた方もおられると思いますが、、、インドのヨーガ大学在中の際もインドの学生たちでさえ最初は苦戦していた少々困難な技法になりますが非常に優れた浄化法です。本校の指導者コースでは必須の実習で、写真の生徒は歯科に携わり、解剖学視点でも鼻腔内を理解してましたので1回で鼻から口へとカテーテルを通すことができてました。まだ練習中の指導者もおりますが、、、、また日本でハタ・ヨーガと称してクラスをされてる指導者も、まずこの技法を知らないのが多数。ハタ・ヨーガ=アーサナ、ポーズを頑張ってとることに重点をおいてやっているのが現状。実際にハタ・ヨーガの文献「ハタプラディピカ」にはアーサナは15しか出てきません。浄化法はその練習に入る前に重要視されており、体内に無数にあるプラーナ(生命のエネルギー)の通り道(ナディ)をクリーンにすることからと記され、他の文献には21もの浄化法が出てきます。体内が汚れた状態で、アーサナやプラーナヤーマをやると・・・どうなるかわかりますね。便秘も解消してからアーサナをやりましょう。

このカテーテルは大きさがあり、一般に4~6号で、だんだん大きくしていきます。本校では3号から使わせています。すでに慣れた指導者からは、それ以降の大きいサイズを頼まれるほど、やはり繰り返し「アビヤーサ(修練)は、長い間、休みなく、大いなる真剣さをもってやる(PYSⅠ-14)」ですね。この技法により、鼻の粘膜が丈夫になり、埃などの粒子による刺激に順応できるようになります。また、多くの方が鼻炎、慢性の蓄膿症、副鼻腔炎、花粉症等を解消されており、指導者の中には視力が上がった方もおられます。本校にはたくさんカテーテルを用意してますので興味のある方はトライしにきてください。



そう、また話が長くなりましたが、今年度は、新年のご挨拶でもいいましたように、ヨーガの本質、ヨーガへの正しい理解と実習法を一般の方々にも知っていただくことから。。。
「What is yoga ?」
どれだけの指導者がそこを経典や文献を通じて話せるでしょうか。本校では、卒業された方々、または指導者となって活動されてる皆様へのフィードバック、勉強会を通じて再度学びの積み上げ、その確認を行っております。また、今年度は指導者が自分の言葉で「語り」がきちんとできるように力をつけていってもらっています。古典技法及び「ヨーガ」が正しく一般の方々に広まっていくには指導者を正しく育てなければいけません。また、一般の方々も「ヨーガ」を間違って捉えることのないよう、日々の練習や、心の在り方をこのホームページで紹介していきたいと思います。

先日は、光の森校にこんな方が来られました。
「20年ぐらいある先生についてヨガをやっていますが、何がヨガかよくわかっていません。ポーズだけではない何かがある気がして、もっとヨガのことが知りたいです。」
最近はこのような話を聞くことが多くなりました。まずは、このホームページを通して、何かご参考になれば幸いです。また、いつでもご質問等お受けしたいと思います。今後はこのような方々に対応できるようヨガをされてる方々への「ヨーガ基礎講座」を提示していきたいと思います。

上の写真は「サラスヴァティー」神妃。宇宙創造の主宰神ブラフマーの妻、学問、文芸、音楽など64の技芸を司る女性神として人気の神様です。年末、デリーのSunRise大学から招聘を受けた際に、この大学の正面玄関にもドーンとおられました。

64の技法・・・それを今度は調べてみたいですね。実はこの神様を年末、帰国の際つけてきたみたいです。あるヒーラーさんからのメッセージ・・・なるほど今年のテーマ「学術研究」だったので、「学問の神」がついた、勉強しなさい!ということなのでしょう。また、サラスヴァティーの意味は「水(湖)を持つもの」の意であり、水と豊穣の女神であるともされているそう。。。。水のようにすべてを「流せる」ようになりたい。つい堰き止めようとしますから(笑)

3,4月は別れや出会いの季節でもあります。学校や職場、家族の新しい門出に向けての別れもあるでしょう。日々いろんなことがありますが、「流そう」とせずとも、起きる事全てはもうそこにはなく、「流れるもの(諸行無常)」として、そ~っと見守るくらいで。。。日々穏やかでありますよう。。。God bless you


*写真がすべて横になりすみません・・・






  

Posted by ma dhyana madera at 08:37Comments(0)

2016年Huslab新年のご挨拶とインド国際ヨーガ会議報告

2016年02月04日



2月4日
2月になりました。。。お便りがこんなに遅れてすみません。。。

1月29日(金)
1月が過ぎ去る前に・・・
新年あけましておめでとうございます☆彡
12月31日(木)にインドより帰国し、その夜中にはもうお正月。。。普段は、お正月を迎えるにあたって、年末の大掃除、片付け、買い物、おもちつき、飾りつけなど、、、全精力をそこに費やしますが!?(笑)今回は、そこを知らずして(やらずして!?)それが来た!という感じだったので、お正月の慌ただしさを感じなかった分、時計が止まっていた感じです。
私たちは、何かのイベントや行事、社会的なこと、家族、仕事でのこと、特別なことと捉え、また「おおごと」と捉え、気苦労を感じます。いつもと違った何かがそこにあるだけで、見てるものや、雰囲気まで変わっていくので、心はそこにつられていきますね。イベントは楽しい反面、「おおごと」で、疲れ、トラブルも生じたり、うまくいかないと、落ち込んだりしますね。しかし、そこにある「空間」は何も変わらずそこに「在り」実はそのままだった。周りの変化にいつも「心」がとらわれていたことに、あとで気づかされます。

「あ~あの時冷静だったら・・・」

その繰り返しが日々続いていることにもう気づいてこられたことでしょう。

ヨーガ哲学では、外界のすべて(日々起きていること・見えているもの)が、あなたの思考と心理的態度に基づいていて、起きている全てはあなた自身の投影物である、と考えます。あなたの前に子どもさんがおられたとしましょう。その瞬間、あなたは「お母さん」になり、またご主人がそこにいれば、あなたは「妻」になり、あなたのお母さんがいれば、あなたは「娘」・・・・「あなた」とは一体なんであるか? 瞬間、瞬間に「変わる」それによって動く心や自分(ころころ変わる)が「本来の自己」なのか?そこに常に囚われて心が動いているだけ・・・そして、その「心」に自分が支配されている。そのことにまずは気づいて、感情の波にのまれないことです。くるくる変わる「心」や感情が「自分」であるはずがありません。毎回言っていることですが、

「Mana eva manushyanam (人の心は心次第である)」

自分が見方を変えるだけで、日々苦と感じているものが違ったものに見え、苦悩に陥ることを制御してくれます。ヨーガはその修練法です。形を真似るもの、美容・健康・癒しであるものが「それ=ヨーガ」ではないのです。

「ヨーガ」は、インドで古来に生まれたものであり、ヨーガの科学は欲、身勝手、怒り、執着、嫌悪、嫉妬などによって引きおこされる痛みや苦しみを軽減するために発展してきたものであり、太古、ヨギ(ヨーガをする人)は永遠の喜びは外の一時的なもの(人や物など)の中には見つけられないということに気づきました。現代は物質文明が非常に発達し、人間は自分自身の身勝手な幸福の追求のため自然を搾取し、破壊してきました。それが現在予測不能の自然災害につながっていると気づかなければなりません。さらには、人々は自身の本質からどんどん遠ざかり、ストレスや不安、苦しみを生む自身の外のものにばかり目を向けています。スマホなどそのよき例です。画面を開けばどんどん飾り立てられた情報が目に飛び込み、情報によって心が踊らされ、それを「それ」だと思ってしまう。私たちは、情報による空想世界の中にさらされ、飼いならされていることに気づかなければなりません。(全てではありませんが・・・)

本来のヨーガは離れてしまった頭と心、思考と感情をつなぐ架け橋として、宇宙そのもの、自己それ自身の中に永遠の喜びや愛、平和や光があることに気づかせてくれる、自身の内面に目を向けていく「心の科学であり教育、生きる芸術」の意味を持ったものです。しかし、その「ヨーガ」さえも古典の意味が失われ、日本はもちろん世界中、そしてインド国内でさえも古来から伝わるヨーガが歪められている状況です。

私たちが今回、インドのKaivalya dharma大学において行われたヨーガの世界会議に参加し、そこで常々言われたことは「古来からのヨーガを歪めない」そして「ヨーガを指導している指導者を教育しなければならない」ということでした。インド国内でも古来のヨーガが歪められ、マーケティング化していることに警告がなされ、ここ数年の間にヨーガの指導者に制限がかけられています。政府が現在打ち出しているのは、

「政府が指定したカリキュラムを終え、認定されたものにヨーガの指導資格が与えられる。」

という、とても厳しいものです。

そのカリキュラムを卒業しましたkaivalya dhama大学に政府が委ね、現在そこのトップディレクターであるティワリジがインドにおけるヨーガの会長に就任し、今回の1000人規模の世界会議へと至ったのです。kaivalya dhama大学は世界で初めてのヨーガ大学であり、今回世界各地から古典の技法を学びに多くの指導者がやってきました。私も、この会議の行われる前に4日間、古典技法の指導者のみのクラスに呼ばれ、古典スキルの再確認を行ってきました。後半は一人ひとり、前に立ち指導を実際に行ってみせるという、緊張はしましたが、自分の現在の指導力を試されたようでよき勉強になりました。世界で活動する古典指導者へ確実に「スキルを伝え、継承していく」それが目的で、私もKiavalyadhamaのnetwork 教師として認定されているので、今回4日間のスキルをどう下ろしていくか、まずは講義の内容をまとめ、そして実践し、この日から1カ月経った1月30日(土)にハスラボ山鹿校にて本校を卒業した指導者へ、前半は通訳者SACHIによる国際ヨーガ会議の報告、そして私の方で古典スキルの確認指導、アーサナ・プラナヤマ・瞑想を行いました。スキル指導をするにはもっと時間を要し、数時間で指導できるものではありません。きちんと実習を通して指導者自身が理解し、スキルを習得しなければ、一般の皆様への指導はできない、と厳しい言葉ではありましたがそこを伝え、そして「もっと古代から伝わるヨーガを大事にしてほしい」と、国際会議で私が感じたことを最後のまとめとして終わりました。今後は、現指導者へのヨーガ哲学の指導、養成を行い、定期的に指導者への勉強会を行っていきたいと思います。これは、すでに養成は以前から、指導者へのフィードバック勉強会は昨年9月から始まっており、この勉強会を積み重ねることにより、指導者自身が自分の言葉で哲学を語れるようになってきており、力がついてきていることを感じます。

そして、一般の皆様、ヨガ教室、スタジオ等に通う皆様、病院、企業、学校教育の場においても正しいヨーガの認識を持って「ヨーガ」の理解が深められますよう、今後も情報提供とヨーガについての発信をしていきたいと思います。今、ご自分が「ヨガ」と称したものに触れられておられるのであれば、それが「ヨガ」であるかの、認識をご自分で確かめられるように、今回古典指導のティワリジから出されたヨーガのアーサナ(姿勢法)について提示しておきますので、それにてご確認ください。

<ヨーガにおけるアーサナ(姿勢法>
1 個人の名をつけヨガと称し、またアレンジをして指導されているアーサナ          
 ⇒ヨーガのアーサナではありません
2 ロープ、ピーロー、ブロックを使って行うアーサナの指導                 
 ⇒ヨーガのアーサナではありません
3 呼吸を誘導しながら行うアーサナ、バンダを無理にかけさせるアーサナの指導        
 ⇒ヨーガのアーサナではありません
4 ビーチヨガ、テクノヨガ、ホットヨガ、アロマヨガ、パワーヨガ、骨盤矯正ヨガ、美容ヨガ、〇〇ヨガ・・・名前を付けて指導するもの  
 ⇒ヨーガのアーサナではありません

また、現在も知られるパタビジョイスのアシュタンガビンヤサヨガ、アイアンガ-ヨガ、クリシュナマチャリヤヨガ、、、、インドの指導者の名をつけたものであっても、経典にそっていないものは「ヨーガ」としては認められない、と。

日本ではすでに上記の定義に反した内容でおこなってありますので、一般の方の一つの基準としてご確認ください。きちんとした定義の元に行われているものを「ヨーガ」としております。
本校、そしてkaivalyadhama大学で行っております「伝統ヨーガ」は、Kaivalya dharmaが伝統ヨーガではなく、Huslabの行うヨーガが伝統ヨーガではなく、

「ヨーガが伝統である」

その根本経典がパタンジャリのヨーガスートラであり、ここを私たちは学び継承していかなければなりません。また、ヨーガで行う、アーサナ・プラーナヤーマ(呼吸法)・瞑想、そしてハタ・ヨーガの技法にありますクリヤ・ムドラ・バンダも古典技法にそって行っていかなければなりません。本校ではそれをまずは指導者へ継承をしております。

世界初のヨーガ大学の創始者であるクヴァラヤナンダジが提唱します言葉に、

「ヨーガは人類に対する完璧なメッセージを伝えている」
というのが残されております。
私たちは、ただそれを受け取り、実践する。
今回世界から参加した指導者のみのワークに72歳のヨーロッパ人の方がおられました。その方は、「教室を構えるためにヨーガをやるのではない、自分が生きていくために、人生をよりよく歩むためにヨーガを生涯学んでいく」と。。。若い指導者、実践者の方々は何も焦ることなく、ヨーガはインスタントではありません。生涯共に「在る」ものとして、ただそれを学び、ただそれを実践してください。本校の最高齢者87歳、現在も実践を続けておられます。

本年もどうぞよろしくお願い致します☆彡

パタンジャリへの敬意を表した銅像へのPUJA



国際ヨーガ世界会議開会





世界で古典指導をする教師の為の古典指導




<伝統ヨーガ指導者養成&ヨーガ基礎講座案内>

冬季春季「伝統ヨーガ 指導者育成&ヨーガ基礎講座」予約受付中

2月生 2月24日(水)オリエンテーション スタート  面談受付中 定員5名まで

4月生~ 問い合わせください

*現在指導をしていて、ヨーガの理解が不安な方、ヨーガについてもっと深く学んでいきたい方、心の在り方、人生を支える上での生きるヒントを得たい方など。。。
面接の中でみなさんのお話を聞きながら進めていきたいと思います。
県外の方の宿泊合宿による受講についても可能ですのでまずはお話からしていきましょう。
お問い合わせ runrun438706@yahoo.co.jp 090-4772-0837 (西守)

 


<2016年本校でのヨーガ勉強会(3月までの予定)>  今年もすでにスタートしております。

〇1月23日(土)13:00~15:00 @光の森校 終了
「サーンキャ哲学の復講とおさらい~はじめてのサーンキャ哲学~」

11月29日(日)に行いました「第3回Huslab勉強会"ヨーガを行う上で知っておくべきサーンキャ哲学"」多くの方々にご参加いただきありがとうございました。講師の大麻氏は大学の客員教授もされ、ご自身が学びとったことをチャートで分かる形で示してくださいました。「観る」「見る“物”」理論、当たり前がゆえに深き哲学がそこにあり、シンプルが故の難しさがあったのでそこを「おさらい」という形でフィードバックさせていただきたいと思います。「サーンキャ」の言葉の意味から、また別のチャートを使って基本から講話したいと思います。また瞑想によりそこを理解する実践も入れていきますので、希望される方は再度ご参加くださいませ。
13:00~ おさらいとサーンキャの基礎学
14:30~ Q &A 瞑想による理解
15:00~ 終了予定  この日も新年会を兼ね 「新年カレーとチャイ」で2016年を語りあいましょう。タロットで見ていきましょうか。


〇1月30日(土)13:00~15:30 @光の森校  終了   のち報告をアップ致します。
「第4回Huslab勉強会 “国際ヨーガ会議 in Kaivalyadhama の復講” ~インドにおけるヨーガ事情・ヨーガと教育・古典ヨーガについて~」
年末12月に行われたインド・Kaivalya dharma ヨーガ大学における世界会議に参加した際の講話・講義の報告会を致します(西守・伊牟田参加)。そこで提唱されている「古典にそった技法を世界に。。。」その通達を受け、またそのスキルを日本の指導者のみなさんにわかりやすく伝授していきます。
 1部 13:00 ~  国際ヨーガの現状報告プレゼンテーション  通訳者 担当 伊牟田早智
 2部 14:00 ~ 古典ヨーガにおけるアーサナ・プラーナヤーマ・瞑想実習 (TTC修了者対象) 指導 西守 美香
終了後「ほうこくカレー」とチャイで歓談2016年の新年会を兼ねていますのでぜひお待ちしております☆彡

持参品:筆記具など
講習費:一般 1部のみ 1000円 (一般可) TTC修了者 1部2部必須  2000円

1月30日の報告会と古典指導の様子
 


〇2月27日(土)13:00~ 15:30 @光の森校  <予定> TTC修了者のみ
「第5回Huslab 勉強会 ヨーガ・スートラ“苦の原因5つの障害クレーシャ(煩悩)の洞察と苦の原因の除去法”」
5つの障害クレーシャの最初に出てくるアヴィディヤ(無知)には4つ段階があり、サーンキャ哲学をもとにその洞察をし他の心の障害のもとになっているものについてもわかりやす説明していきたいと思います。講話後、瞑想指導

13:00 ~ レクチャー
14:30 ~ 瞑想   
15:00 ~ Q & A と 指導法について
*終了後はいつものカレーとチャイで。。。




〇3月26日(土)~27日(日) 26日集合12:00~ 終了27日(日)15:00 @光の森校    ほぼ満員 若干可
「第1回宿泊断食と浄化法」 参加8名まで
10:00 レッスン参加(希望者)  
12:00 集合 オリエンテーション ファスティングについて 自分のドーシャの確認
*本来のファスティングは本を読むことや、運動等はせず、モウナ(沈黙)と瞑想を行います。また、宿泊のため、それぞれのドーシャにあった入浴剤(アーユルヴェーダで学んだ各自のやり方)を作り入浴体験をし、瞑想を深め、休みます。宿泊の際にそれぞれに霊気ヒーリングによる浄化法で体と心を休めてもらう予定です。詳細はのちフライヤーをお渡しします。希望者へ配布しますのでご連絡ください。 090-4772-0837 (西守)



☆彡Huslab勉強会の参加費について  TTC修了者 2000円  一般 3000円  (チャイ・カレー付き)
  断食・宿泊は 8000円(指導・ファスティング食・霊気ヒーリングによる浄化・各自の入浴剤付き・宿泊費込み) 

3月以降のHuslabワークショップの予定

毎月      第3日曜日 「坐禅&伝統ヨーガ@日輪寺」 10時~ 要予約  2月は21日(日)開催
5月       インド瞑想指導者Uttam氏による瞑想スキルキャンプ と 個人セッション 
8月       インドより世界で指導するアーユルヴェーダドクターDr.Jagadishによる「YogaとAyuruveda」
9月       指導者養成修了者への「指導スキルの確認とアドバンス指導合宿」数回に分けて行います。

以降、詳細はこのホームページでお知らせしていきます。

☆彡冬季「伝統ヨーガ 指導者育成&ヨーガ基礎講座」予約受付中
面接の中でみなさんのお話を聞きながら進めていきたいと思います。
県外の方の宿泊合宿による受講についても可能ですのでまずはお話からしていきましょう。
お問い合わせ runrun438706@yahoo.co.jp 090-4772-0837 (西守)

   

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Hus info 12月の予定と2016年「ヨーガ哲学」勉強会のご案内

2015年12月13日


明後日、インド行き。。。今回は2つの大学から講師として呼ばれ、レクチャーとレッスン指導。しかし、まだプレゼン資料が終わってない状態。
毎日、頭の中で英語でのトークが勝手に続き、もう終わった気分に。手元の資料は終わらず・・・休み返上です。

12月6日(日) HPより
早くも12月が瞬く間に過ぎ去っておりますが、それを「追われてる」ように感じてしまって、先週講演が終わり「自己」の立ち位置を知りつつ、日々のことに流されております><
そこに気づいてることが幸いですが・・・
11月に遅いお便りを12月の予定含めて出しておりましたが、再度2016年への節目も兼ねましてご挨拶をさせていただきたいと思います。
2015年、Huslab 山鹿校が10周年を迎え、9月にはアメリカ人講師Matto氏による見事な改装工事も行われ、神からの大きなGiftをいただいた気持ちで驚きと共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、これまでHuslabに集まって下さった指導者の方々、生徒さん方の日々の継続的修練があり、ここHuslabが維持されていることにも大変感謝しております。スタート当初、お一人の生徒さんとマンツーマンで3か月、公民館をお借りして1年、その後数百万の改装費用をかけ作りましたのがここ山鹿校です。
その生徒さんが10年継続され、御年75歳・・・
その当時以上、アーサナの静止が更に安定を増し、このように↓( 逆さですが・・・)
Sarvangasana & Halasana


逆ですが・・・



「継続は力なり」・・・これを学ばせていただきました。

そして、2015年になって「ヨーガはインドの伝統、文化遺産である」そこを世界に再度認識させたモルディ首相、Kaivalya dharma大学はその指定を受け古典文献にそった指導と若手指導者の育成を継続させ、その下で学んだことを現在、日本の地にて広めているところです。昨年は2校目を武蔵ケ丘に、現在は光の森校に移転し、その伝統を継承すべく、古典文献にそった指導と、それを指導していく指導者の育成のための学校を設立しました。隠れた場所にひっそりと・・・しかし、そこにどちらかで指導者養成を受講された指導者の方々が古来の知恵と学びを確立させたいとの思いで、毎年Huslabの門をたたきに来られています。指導者が口々に言われますのは、経典を学ぶことによって「自己」を確立させたいと・・・引いてはそれにより土台ができ、そこにわが家を建てていくように修練及び指導の積みあげをしていくことにつながる。。。。一般参加の方も最近ではアーサナではなく、ヨーガの哲学、心の在り方と統制法に興味を持たれている方が増えてきたように思います。

今後は、まずは自己の学びを更に深め、文庫の翻訳等、、、、また、ここで学んだ指導者、基礎を得た方々が自分の言葉で生徒さん方に哲学を語れるよう・・・もうすでにその流れができてきており有難く感じております。また、海外へこの知恵と恩恵を広げていくこと。。。それは願わず、「Do」で行っていきたいと思います。

2015年の最後のご挨拶が直接できないまま、新年を迎えますが、2016年も変わらずいつも通り、普段着の心での指導を続けてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

年末はインドはジャイプールにあります「jECRC University Jaipur」そしてデリーの「Sunrise University 」でのinternational Conferenceにて講師として出席、その後、後半は二人の指導者、Sachi・Sayakaを連れKiavalya dhama での国際ヨーガ会議に出席する予定です。
先に渡印しますので、レッスンは代行の形で行っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。みなさん、よき指導をしてくださいます☆彡


光の森校・山鹿校 http://hus-lab.com/page/schedule/ 詳しいスケジュールはこちらで!
< お休み>

12月21日(月) 渡印のため 山鹿校10時クラス お休み
12月23日(水) 天皇誕生日 


<冬季お休み>
山鹿校

 
12月23日(水)~ 2016年1月6日(水) 冬季お休み 1月7日(木)10時~伝統ヨーガクラスよりスタート
12月24日(木)13時ケアヨーガ のみ行います!

光の森校


12月28日(月)~ 2016年1月7日(木) 冬季お休み 1月8日(金)10時~ 伝統ヨーガアドバンスクラスよりスタート

<代行レッスンについて>
Hus lab代表 MIKA  インド「Sunrise University, Alwar」International Conference 18th-19th December ,2015にて講師として参加、のちKiavalyadhama International conference 国際ヨーガ会議出席のため12月16日(水)~31日(木)までインド滞在
これによる代行レッスンを下記のとおり行います。

12月3・10・17日 (木)山鹿校10時 伝統ヨーガクラス SAYAKA
   4・11・18日 (金)山鹿校19時半 アドバンスクラス SACHI
12月18日 (金)光の森校 10時 アドバンスクラス ⇒ 伝統ヨーガクラス ANNA
   19日 (土)光の森校 10時 伝統ヨーガクラス ANNA
   22日 (火)光の森校 10時 伝統ヨーガ KAZUMI
   22日 (火)光の森校 17時半 マンツーマンレッスン ヒプノセラピー MAKI
   25日 (金)光の森校 10時 アドバンスクラス ⇒ 伝統ヨーガクラス ANNA
   26日 (土)光の森校 10時 伝統ヨーガクラス ANNA
12月8日(火)市民講座 Mariko ⇒ ANNA

本校の指導者は古典文献の学びを重ねた指導者であり、ぜひヨーガの恩恵を感じていただけたらと思います。尚、光の森校は要予約となっていますのでよろしくお願いいたします。

本校指導者SACHI、SAYAKAも今回のKaivalya dharmaでのヨーガ世界会議に出席いたします。12月26日(土)~31日(木)渡印

<ご連絡>
両校において、お月謝で参加のみなさんは月4回になるようにレッスンに参加されて、最後の4回目のクラスの時に指導者1月分の月謝を納入くださるようよろしくお願いいたします☆彡


<2016年のHuslab勉強会の予定(まずは3月まで)> *メルマガにて連絡済みの内容です

〇1月23日(土)13:00~15:00 @光の森校

「サーンキャ哲学の復講とおさらい~はじめてのサーンキャ哲学~」



11月29日(日)に行いました「第3回Huslab勉強会"ヨーガを行う上で知っておくべきサーンキャ哲学"」多くの方々にご参加いただきありがとうございました。講師の大麻氏は大学の客員教授もされ、ご自身が学びとったことをチャートで分かる形で示してくださいました。「観る」「見る“物”」理論、当たり前がゆえに深き哲学がそこにあり、シンプルが故の難しさがあったのでそこを「おさらい」という形でフィードバックさせていただきたいと思います。「サーンキャ」の言葉の意味から、また別のチャートを使って基本から講話したいと思います。また瞑想によりそこを理解する実践も入れていきますので、希望される方は再度ご参加くださいませ。
13:00~ おさらいとサーンキャの基礎学
14:30~ Q &A 瞑想による理解
15:00~ 終了予定  この日も新年会を兼ね 「新年カレーとチャイ」で2016年を語りあいましょう。タロットで見ていきましょうか。


〇1月30日(土)13:00~15:30 @光の森校 
「第4回Huslab勉強会 “国際ヨーガ会議 in Kaivalyadhama の復講” ~インドにおけるヨーガ事情・ヨーガと教育・古典ヨーガについて~」

年末12月に行われたインド・Kaivalya dharma ヨーガ大学における世界会議に参加した際の講話・講義の報告会を致します(西守・伊牟田参加)。そこで提唱されている「古典にそった技法を世界に。。。」その通達を受け、またそのスキルを日本の指導者のみなさんにわかりやすく伝授していきます。
 1部 13:00 ~  国際ヨーガの現状報告  通訳者 担当 伊牟田早智
 2部 14:00 ~ 古典ヨーガにおけるアーサナ・プラーナヤーマ・瞑想実習 (TTC修了者対象) 指導 西守 美香
終了後「ほうこくカレー」とチャイで歓談2016年の新年会を兼ねていますのでぜひお待ちしております☆彡

持参品:筆記具など
講習費:一般 1部のみ 1000円 (一般可) TTC修了者 1部2部必須  2000円
 

〇2月27日(土)13:00~ 15:30 @光の森校  <予定> TTC修了者のみ
「第5回Huslab 勉強会 ヨーガ・スートラ“苦の原因5つの障害クレーシャ(煩悩)の洞察と苦の原因の除去法”」
5つの障害クレーシャの最初に出てくるアヴィディヤ(無知)には4つ段階があり、サーンキャ哲学をもとにその洞察をし他の心の障害のもとになっているものについてもわかりやす説明していきたいと思います。講話後、瞑想指導

13:00 ~ レクチャー
14:30 ~ 瞑想   
15:00 ~ Q & A と 指導法について
*終了後はいつものカレーとチャイで。。。




〇3月26日(土)~27日(日) 26日集合12:00~ 終了27日(日)15:00 @光の森校    < 予定>
「第1回宿泊断食と浄化法」 参加5名まで



10:00 レッスン参加(希望者)  
12:00 集合 オリエンテーション ファスティングについて 自分のドーシャの確認
*本来のファスティングは本を読むことや、運動等はせず、モウナ(沈黙)と瞑想を行います。また、宿泊のため、それぞれのドーシャにあった入浴剤(アーユルヴェーダで学んだ各自のやり方)を作り入浴体験をし、瞑想、休みます。宿泊の際にそれぞれに霊気ヒーリングによる浄化法で体と心を休めてもらう予定です。詳細はのちフライヤーをお渡しします。



☆彡Huslab勉強会の参加費について  TTC修了者 2000円  一般 3000円  (チャイ・カレー付き)
  断食・宿泊は 8000円(指導・ファスティング食・霊気ヒーリングによる浄化・各自の入浴剤付き・宿泊費込み) 

☆彡冬季「伝統ヨーガ 指導者育成&ヨーガ基礎講座」予約受付中
面接の中でみなさんのお話を聞きながら進めていきたいと思います。
県外の方の宿泊合宿による受講についても可能ですのでまずはお話からしていきましょう。
お問い合わせ runrun438706@yahoo.co.jp 090-4772-0837 (西守)

   

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Hus info 遅き「11月の予定」

2015年11月18日

11月16日(月)
あまりの温かさに秋を忘れそうでした。しかし、ちゃんと自然がそれを教えてくれて、遠ざかっていたパソコンに向かいなさい!と、11月号を尋ねられ・・・
11月も半ばになっていました。すみません・・・

予定なくとも、10月に移転した光の森校にはいろいろな方が訪れムンバイのお釈迦さまも喜んでおられ、狭い空間にはなりましたがそれぞれの内側にある広き、そして深き自己と出会える実修と学びの空間ができてきました。

多種多様な「ヨガ」と名の付くものにあふれ、最近は来られる方々、そして指導者までもが「ヨーガとはなにか?」その疑問を抱えここを訪ねて来られるようになりました。また、その逆もあり、体を激しく動かすもの、形を真似るものでもない、何か「瞑想的」なものだと気づかれて来られる方も増えてきたように思います。
インドに行ったからヨーガがわかる。そうでもなく、やはり残された経典の中に、そして古典の中にそれがあり、ここではヨーガの根拠ある伝統文献を大事にしながら、「ヨーガ」を知りたい、学びたいというご縁のある皆様と共に日々修練を重ねております。

11月の予定をまず先に(半ば過ぎましたが)・・・
12月の予定も合わせてお知らせいたします。

光の森校・山鹿校 http://hus-lab.com/page/schedule/ 詳しいスケジュールはこちらで!
<お休み>
11月 3日(火) 文化の日 お休みでした><
11月23日(月) 勤労感謝の日 お休み

12月21日(月) 渡印のため 山鹿校10時クラス お休み
12月23日(水) 天皇誕生日 
12月25日(金) 山鹿校 19:30 アドバンスヨーガ お休み

<冬季お休み>
山鹿校 
12月23日(水)~ 2016年1月7日(木) 冬季お休み 1月8日(金)19時半~伝統ヨーガアドバンスクラスよりスタート

光の森校
12月28日(月)~ 2016年1月7日(木) 冬季お休み 1月8日(金)10時~ 伝統ヨーガアドバンスクラスよりスタート

<代行レッスンについて>
Hus lab代表 MIKA  インド「Sunrise University, Alwar」International Conference 18th-19th December ,2015にて講師として参加、のちKiavalyadhama International conference 国際ヨーガ会議出席のため12月16日(水)~31日(木)までインド滞在
これによる代行レッスンを下記のとおり行います。
11月19日(木)山鹿校10時 伝統ヨーガ SAYAKA
12月17日 (木)山鹿校10時 伝統ヨーガクラス SAYAKA
   18日 (金)山鹿校19時半 アドバンスクラス SACHI
12月18日 (金)光の森校 10時 アドバンスクラス ⇒ 伝統ヨーガクラス ANNA
   19日 (土)光の森校 10時 伝統ヨーガクラス ANNA
   22日 (火)光の森校 10時 伝統ヨーガ KAZUMI
   22日(火)光の森校 17時半 マンツーマンレッスン ヒプノセラピー MAKI
   25日 (金)光の森校 10時 アドバンスクラス ⇒ 伝統ヨーガクラス ANNA
   26日 (土)光の森校 10時 伝統ヨーガクラス ANNA

本校の指導者は古典文献の学びを重ねた指導者であり、ぜひヨーガの恩恵を感じていただけたらと思います。尚、光の森校は要予約となっていますのでよろしくお願いいたします。

本校指導者SACHI、SAYAKAも今回のKaivalya dharmaでのヨーガ世界会議に出席いたします。12月26日(土)~渡印予定

<ワークショップのご案内>
9月よりスタートしました、指導者へのフィードバック勉強会、また一般の方とのヨーガの基礎勉強会が今回第3回目を迎えます。今回は、今後ヨーガの経典である「ヨーガ・スートラ」及び、ギータ、またはヴェーダの学会等参加予定の方等、学びを進めていく上で抑えておくべき「サーンキャ哲学」を講師をお迎えして勉強会を開きますので興味のある方はご連絡くださいませ。すでに予約があり、残り若干名となっております。

11月29日(日)9:30~ 12:00 @山鹿校 本校養成講座修了者必須参加をお願いいたします☆彡
第3回 ヨーガ・スートラ勉強会 「ヨーガを行う上で知っておくべき"サーンキャ哲学”をわかりやすく皆様へ」

今回は大阪より講師 大麻 豊氏をお呼びしての勉強会になります。ヨーガを行う上で、また心の在り方、苦を減じる上で抑えておくべき「サーンキャ哲学」を一般の方にも分かりやすく講話していただきます。ヨーガスートラを読み進めるには必須のサーンキャ哲学、ヨーガを指導される先生方にぜひご参加いただければと思います。サーンキャ哲学をここまで詳しく教えれる方はいない。。。自称「インド大魔王」よりぜひ学びを得てください。

〇日程:
9:30~12:00 講演 「ヨーガを行う上で知っておくべき"サーンキャ哲学”をわかりやすく皆様へ」Q&A

〇参加費:
勉強会はいつも  3000円 (TTC修了者、Hus lab会員)
一般の方も同額で大丈夫です。   要予約 早めのご予約をできればお願い致します。

〇持参品:ヨーガスートラ(お持ちの方)・筆記具

〇場所:山鹿校  山鹿市山鹿438-3 101  

〇プロフィール:
講師 トラベル・ミトラ・ジャパン代表 大麻 豊氏 
1947年 兵庫県生まれ。法政大学哲学科卒業後、渡印しインド放浪。(その後1年滞在しKaivalya dharma大学卒)日印サルボダヤ交友青年部。市民ヨーガアソシエーション設立。その後またインドを放浪し現地人との交流を深める。渡印歴130回以上。東方学院関西教室一期生。インド文化センター担当理事(~2003年)現在は(公益社団法人)アジア協会アジア友の会常任理事。ヨーガ情報ステーション代表。トラベルミトラ代表として、インドの魅力を伝え続け、「インド大魔王」とインド通の人々から親しまれ頼りにされる存在。

お申し込みはメール、お電話、またはHPのフォームよりお申込みください

前回の「Vairagya(離欲)と高次元のVairagya(離欲)」は、まずそれぞれがもつ「欲」「執着」の洗い出しから始めたので、みなさんとの討論が盛り上がり白熱した授業になりました。ヨーガ哲学が小難しい話ではなく、身近なものとして捉えられるには・・・それを日本にいながらにして話をしていくので、皆さん毎回興味を持って参加されています。詳しくは後半の「雑学」で・・・

少しだけ、「高次元の離欲」
私的な欲望、執着から離れることが「離欲」ですが、まず「執着」に関して、それを持った時点でそれが手に入らなかったときの不安、それを得れなかった逆のもがツインとなってついてきます。そして、それを払拭しようとしてあれこれと余計なことを考え出しますね。ヨーガでは思考、感情を無くしましょうと強調するのでなく、その余計な思考をキャッチ、またはそれにちょっかいを出すから「痛み」「苦悩」が生じる、なのでそれをほっとく方法を提示していくのです。欲や執着を手放す、そこから離れるとは・・・低次元の離欲はたやすいが、高次元の離欲になるとやはりサーンキャ哲学を押さえておく必要があります。
根本的なことがわかると見えてるもの、起きてる現象まで変わっていきます。

つづく




  

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Hus lab 「ヨーガ指導者の卒業式」

2015年09月15日

9月15日(火)


先週日曜日は指導者育成コースの修了式
昨日は「指導者の卒業式」


「父もつれてきました。。。」

そう言って昨日指導者としての大役を終えた森先生がお父さんと一緒に山鹿校に来られたのが4、5年ほど前。生死をさ迷う大病をされ、その父を元気にしたい、このヨーガならできそう。。。そこから毎週のようにお父さんと一緒にヨガマットをもって本校に通ってこられていました。その度に50を前に他界した父を思い、自分ができなかった親孝行をされてる森先生が羨ましく、また自分の父がそこにいるような気持ちにもさせてくれて、毎回とても安堵の時間でした。

その森先生が自分の持病を克服したい、そして父を元気にしてくれたヨーガを学びたい、と勉強を始められ、のち山鹿校の指導者として約2年に渡り指導をしていただきました。画家であるお父さんの血を継ぎ、絵の才能を生かして言葉には表現できない心を癒す優しいタッチの絵で多くの方を癒し、和ましてくれました。Hus labを表現した「蓮」は、偶然にも森先生が描くそれと同じで、Hus labはいつも森先生の絵で溢れ、またアロマを使って床の雑巾がけをしてくださったり、花を飾ってくださったり、指導前の準備からみなさんを浄化へと導いてくださり、言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。

2年間本当にありがとうございました。


森先生の思いがここに綴られているので是非お読みください。↓

"ありがとう
ございました

放心状態の帰宅、
何とかかんとか、
言い尽くせない想いを、
綴りました

ブログ森の月
http://moon33mori.exblog.jp/23674572/


Uttam氏からも瞑想のスキルを学び続けておられます。LevelⅡ終了式にて



卒業された山鹿校には今も森先生の魂が生き続けています。
磨かれたプロパンガスに見事に描かれた「蓮」そして、そこから出る「音」はなんとも言えない心を包んでくれる音が表現させれ、今も鳴り響いています。




Huslabが初めて森の中でスタートした育成講座。その時に森先生が学びを始めました。自分のお気に入りの竹と一緒に瞑想





本校での学びを生かして、今後蓮のように大輪の花をさかせてください!ゆっくり、ゆっくり、一枚ずつ・・・





本日
10:00~ 伝統ヨーガ武蔵校
12:00~ 指導者育成授業
18:00~ マンツーマンレッスン
19:30~ 瞑想クラス  

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9月11日の記事

2015年09月11日

道で出会う学生さんたちが、みな息子たちのように見えてなりません。。。  

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Hus日記「アビヤーサ(自己修練)」

2015年09月07日

9月7日(月)
ほっとしたのもつかの間・・・
次なるは、12月のインドの大学での指導が決まり、アヴィヤ‐サ(自己の修練)に励む。

まずはヨーガの実習で大事なクリヤ実習(洗浄法)から。。。この実習無くして、アサナ、プラナヤマ、瞑想はありえない。ナディ(気道)の浄化から、そして日々たまったエゴや欲をまずは吐き出す。



まずは、パソコン操作から練習が必要、なぜか横向き・・・







生徒たちもどんどん技法をクリアーしていく





アサナが安定したら、瞑想へ。集中が深まる。。。




<本日>
10 :00 Mattoと打ち合わせ
14:00  障害者施設にて指導
19:30  職員に向けた指導

今日は午後から山鹿校に待機。お時間あられましたらお寄りくださいませ☆彡





  

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伝統ヨーガ認定試験終了

2015年09月06日

9月6日(日)

昨日3月生の最終者、本校通訳者担当のさっちんの試験が終了しました。土曜は、本校から巣立った生徒たちもそれぞれにクラスを持ち、また仕事を抱える中で、遠くは北九州・久留米島から武蔵ケ丘校に集まってくれました。

古典を指導するインドでも世界で最初のヨーガ大学Kaivalya dharmaの指導法に則り、最終試験では皆が学びを生かし、そして伝統ヨーガの意味を熟知して試験に挑んでいきます。そこは本当に感心するぐらい、スートラの教えに忠実に、それをレッスンに落とし込んでいきます。参加者は本校の卒業者、また現在学びをスタートした生徒も含め、さっちんを見守るようにして、この試験に協力してくれました。

また、参加できなかった方々からも励ましの言葉をもらって本当に感謝しています。最終試験の度にみなが集まり、一つの同窓会を思わせるような時間で私もその時間が楽しみで仕方ありません。教員時代、クラスの子どもたちは皆我が子以上に接してきたので、このヨーガの世界に入ってからも大きな大家族集団が出来上がっていき本当に有難く思います。

さっちんは昨年からインドの瞑想者Uttam氏の来日の際に通訳者として携わるようになり、瞑想の意味、また実技を通訳を通しながら学んでいました。そして、今年3月からはきちんとヨーガの哲学を理解したうえで、通訳をしていきたい、そして海外での指導をしていきたい、と本業の仕事と両立しながら、週1回のレクチャー、アドバンスクラスでの練習で哲学と実践をつんできました。通訳者として、皆にわかる言葉で誘導をした経験が昨日は生かされており、今年5月の瞑想ワークをUttam氏と受けているような雰囲気を作り出したレッスンをしてくれました。また、お昼からの筆記試験では、約3時間半壁に向かい、ターコイズのガネーシャに見守られながら黙々とペンを走らせ頑張っていました。ヨーガの多岐にわたる技法とサンスクリット語を含めた言葉の意味まで、流れをよくつかんだ解答に驚きました。

試験は・・・頭にあるものを全部吐き出す作業。どれだけ頭に残っているか、非常に分かりやす作業です。生徒たちは必至ですが・・・

昨日で養成講座は終了しましたが、ヨーガ哲学を知り、今から実践に入っていく。これはどこかで教室を開きなさい、指導をしなさい、ということでなく、これからが指導者たる為に実践を踏んでいく時間に入っていく、そんな意味を含んだ一つの区切りです。そして、このヨーガが「心の哲学」である以上、日々の中で生かされる、そうあるよう・・・今後の活躍を期待したいと思います。

現在7月生、9月生がスタートしております。また、随時、育成講座を開設していきますのでご興味のあられる方はご連絡くださいませ。10月からは宿泊施設へと武蔵ケ丘校から光の森校へと移転していきますので、県外からの通学も可能になっていきます。移転につきましてはまたお知らせいたしますね☆彡

さっちんを終了させ今日は一安心・・・・

これまで頑張った3月生の修了試験








Kaivalya dharmaでの授業風景・・・・






  

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ヨーガ育成講座最終試験

2015年09月04日

9月4日(金)

明日いよいよ、本校通訳者担当さっちんの筆記とレッスンテスト!3月生はすでに試験を終えたが、仕事をフルにこなすさっちんは約5か月をかけ学びを終えいよいよ明日試験。彼女は、通訳同様、自分の中でちゃんと意味を理解できないと納得しないし、言葉に出すことができない、と。質問の内容が深いので、自分も頭が整理されて勉強になる。

9月5日(土) 武蔵丘校にて

10:00~ レッスンテスト
12:00~ 筆記試験

本校の試験は3時間以上費やす方がほとんど。頭に本が1冊入っているくらいの知識をペーパーに吐き出すので感心する。

自分の中に何が理解できて、何が残っているか、自分への把握と思って。。。「試験」の言葉に「緊張」がツインのようについてくるから、言葉を変えて、緊張を引き離す。

自由参加ですのでぜひお時間あられる方はお越しくださいませ。

試験は確認であり、スタートはそこから・・・

kaivalyadhamaヨーガ大学では、中間試験、期末試験、その間に解剖学の説明試験、レッスンテスト2回、クリヤ実習試験(スートラネイティ、ジャラネイティ、バストラドウティ、ダンダドウティ、ナウリ、ダクシナナウリ、マッディヤナウリ、、、、)限界を通り越す。日本人の1年間のDiplomaコースの合格者は過去50年の間に20名を下るらしい。。。難関コースだ。




  

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インドからの便り「ヨーガ国際会議」

2015年09月03日

9月3日(金)

ずっと続いているインドとのやり取りがある

インドからの初めてのオファー

昨年はドバイから今年はインドから、今回はタイミングが合いそうだ

12月にKiavalyadhamaで第8回国際会議がある。今回のテーマは「ヨーガ教育、原理と実践」

2015年12月27日(日)~30日(水)

ヨーガはインドの伝統文化であるが、時代が変わると、ヨーガを巡る状況も変わり、その伝統文化である「ヨーガ」自体も変わってきている。
インドに限らず、日本も、世界はもちろん、流動的で不安定な時期にあり、先日も書いたように「自己の軸」または、自分自身を揺らがずに支えておれるすべをどこに求めるべきか?

インドの人々は、自分たちの伝統文化であるヨーガにその答えを求めようとしているという。日本にもこれだけ浸透してきた「ヨガ」「ヨーガ」をどうとらえ、知識のない指導者だけがどんどん増える現状をもう一度見直す局面にきているように思われる。インドでさえも、このように「ヨーガ」とはなんぞやをテーマに会議を重ねているくらい、日本においては尚更行き場を失っていくのが目に見えている。

なので、自分の役目としては世界会議開催地であるKiavalyadhama の卒業生、現在はkaivalyadhama Network teacherとしてやはりそこでの現状を皆様に伝えていかなければならない。

そして同時期に12月の国際会議前に、卒業生に集合がかかった。古典の教えを忠実に世界に広めるために実習を行う、と。届いた文章の中にこんな言葉があった。

「古典的なヨーガは、後部座席に押し込まれているようです。」と。。。。

押し込んではいけない。先陣を切って誘導役にならないと。。。

12月は、実習、そのまま世界会議出席、そして、今回のオファーは「LNIPE Gwalior University」より。文部機関下にある大学での生徒たちへのレクチャーと実習クラスをお願いされた。

ここでの指導体験と、古典実習、そして世界会議でのヨーガの現状を2015年を終えるころに報告ができたらと思う。

Hus labを支える、クラスの指導者、そして本校で学んだ先生方の現場指導、今古典ヨーガが皆の協力によって広がり、日本におけるヨーガの軸ができつつあることに感謝している。

今度行く大学内にての世界国際ヨーガDAYの様子。かなり大きい大学のようだ。もう頭の中は話のネタでいっぱい・・・









  

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ヨーガインストラクター指導者育成講座のご案内

2015年09月02日

<2015年 9月生・秋季生 只今受講希望申し込み及び面接中>

Traditional Yoga Educational Center Hus lab として、山鹿校に続き2店舗目を武蔵ケ丘校につくり、早や1年近くになろうとしています。ここは、インドに唯一古典文献を指導する大学であるKaivalya dharmaの教えを継承する現役指導者への「学校」の意味で立ち上げています。約1年の間、日本で散乱している「ヨーガ」と名の付くものへの混乱により、やはり現指導者の先生方が正しい知識と哲学を求めて本校に入学して来られました。
正しい知識の先生方がこの伝統ヨーガを現場に持ち帰り、生徒さんたちへ指導をしていただくことにより、インドのヨーガの恩恵の広がりができる。その思いでKaivalyadhamaで学んだ生きた経験と翻訳ノート、教科書を整理し、日本の地で幅広い層の皆さんに自信を持って指導に当たってもらえるように研究と授業を行ってまいりました。
7月、9月とまた続きいて育成講座がスタートしております。

ヨーガインストラクターがきちんと「インストラクト(教育)」できるように今後もマンツーマン指導はもとより、学びを深めたい先生方への指導クラスを定期的に行っていきたいと思います。

内容はHPに指導者育成の概要を載せておりますので一度ご覧くださいませ。またご興味のある方はいつでもご質問、ご相談ください。
現在は、現役指導者はもとより、通訳者、セラピスト、病院関係者、教員等、心を扱うことをされている方などが学びに来られています。「心の哲学」であるヨーガの恩恵にぜひふれてみてはいかがでしょうか。。。

<伝統ヨーガ指導者育成とヨーガの基礎講座>



〇9月生第一陣スタート
9月11日(金)レクチャースタート または 土日クラス  応相談
①現指導者対象者クラス
終了予定 2015年12月予定
②初心者、指導者希望対象者クラス
終了予定 2016年1月予定

〇9月生、秋季・冬季10月・11月・12月 スタート申し込み随時受付中 応相談 マンツーマン希望可
〇夜間講座も応相談

*詳しくはHPをご覧ください http://hus-lab.com/page/yoga/

 

希望者、お尋ねはこちらまで090-4772-0837 (西守)runrun438706@yahoo.co.jp



  

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第1回ヨーガスートラ勉強会@武蔵丘校

2015年09月02日

武蔵ケ丘校
心のはたらき、やっかいな「心」の仕組みや、ヨーガの唯一の経典「ヨーガスートラ」を一般の方にも分かりやすく、図解とプレゼンでお話していきます。心の構造や制御法を知ってぜひ日々の生活の中に入れていきましょう。
「ヨーガの経典"ヨーガスートラ”の読解第1回目~心のはたらき・心の統制法を分かりやすく図解でひもとく~」*今回は数節をマントラにして覚えてみましょう。
9月27日(日)9:00~
第一部 (対象者 一般・ヨーガをされている方々)
9:00~ 瞑想 
      第一回レクチャー「ヨーガスートラ」読解 *資料を配布します

<休憩・チャイタイム>

第二部  (対象者 指導者 )
11:00~ヨーガスートラをどのようにレッスンに落とし込んでいくか?指導法の確認と実践
      
12:30 Q&A 日々の指導の中での気づきや質問などみんなで出し合いましょう

<ランチタイム  いつもよりちょっと違ったインドカレー>

本校は「心の学校」として今後もこのような勉強会を月に1度、または2か月に1度行ってヨーガの正しい知恵の定着を図っていきたいと思います。
ヨーガスートラはインドでは2年の大学があるくらい時間をかけて学ぶもの。今後も定期的に続けていきます。できれば通して参加されるとより深まります。
〇参加費
1部 一般 2000円    
1部 2部 TTC修了者 3000円・外部指導者 4000円 

〇持参するもの  筆記具 楽な服 ヨガマット あればヨーガスートラの本
〇申し込み HPのフォーム または runrun438706@yahoo.co.jp 090-4772-0837 (西守) 


  

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Hus 9月の予定と座学

2015年09月01日

9月1日(火)
夏もあっという間に終わりました。しかし、これを毎年繰り返しているので何も変わらずです。インドの大学が在するデカンの地では、6月の雨期入りから4か月ほんとうに雨が一滴も上がらず、9月下旬まで降り続いていて雨と一体化し、心も「慣れる」ことを体感しました。降り始めのころは、前年度の日本の男子学生は雨期が続きカビの毎日に一時帰国したくらい大変でしたが、降っているのが普通になってくるのが不思議。心は従順なのかもしれません。なので、やはり「心は心次第」です。

では・・・

Hus labのホームページに9月の予定を載せています。ぜひ、開いてご覧くださいませ。

http://hus-lab.com/page/news/25/


  

Posted by ma dhyana madera at 20:46Comments(0)

Hus lab 緊急連絡

2015年08月24日

8月24日(月)

緊急連絡


今日は山鹿校にて夜クラスまで待機中。聞こえてくるのは明日の台風熊本直撃(らしい)の街への災害時に備えての放送案内。

やはり来てるようです。なので、みなさまへ休講のご案内です。

8月25日(火)

山鹿校

13:00~ やさしいヨーガ
19:30~ 伝統ヨーガ

*山鹿市民講座10:30 明日の様子を見て決定

武蔵ケ丘校

10:00~伝統ヨーガ
12:00~TTCクラス
18:00~マンツーマンレッスン
19:30~瞑想クラス

以上が休講になります。

早めの安全対策を!

安全ついでにインドより・・・
ありえないことがありえるのがインド。安全より「乗る」こと!「安全」の意味が日本とは違うようです・・・・親が見たら・・・インドでは許容範囲か!   

Posted by ma dhyana madera at 18:18Comments(0)

Hus 「久しぶり」

2015年08月24日


8月24日月曜

久しぶりの山鹿校月曜クラス!森先生にバトンタッチし、10年ずっと月曜クラスだった生徒さんから、

時々は顔を見せにきてね、、、

有り難いお言葉をいただいて、数年ぶりに今日は月曜クラスをしてきます。

今日は山鹿に一日滞在しております~

本日の予定
10時~ 伝統ヨーガ @山鹿校
14時~ ハンディキャップのためのヨーガ@愛隣館
19時半~愛隣館職員クラス

今日はその合間に今後の予定をHPにアップします。12月にKaivalyadhamaヨーガ大学にてのヨーガ世界会議参加についてもご紹介しますね。

では行ってきます!  

Posted by ma dhyana madera at 08:14Comments(0)

only ...

2015年08月23日



8月23日

人の言葉、時に見えない言葉、噂話、自分の思いが歪められ、また言葉で発して無いことがそれだと言われ飛び交います。


そんなときに気づく

自分は伝承されてきたことを学ぶのが好きで、
それを実践し、
そして、それを残すことが、やはり、なんと言われても

やっぱり、やりたいんだと...


なのでこのマザーテレサの言葉を大事にしたい。

非難を浴びてもやさしくあること

感謝すること




people are often unreasonable and self-centered.

Forgive them anyway.

 

If you are kind, people may accuse you of ulterior motives.

Be kind anyway.

 

If you are successful, you will win some unfaithful friends and some genuine enemies.

Succeed anyway.

 

If you are honest, people may cheat you.

Be honest anyway.

 

What you spend years creating, others could destroy overnight.

Create anyway.

 

If you find serenity and happiness, some may be jealous.

Be happy anyway.

 

The good you do today may be forgotten tomorrow.

Do good anyway.

 
Give the best you have, and it will never be enough.

Give your best anyway.  

Posted by ma dhyana madera at 19:37Comments(0)

8月22日の記事

2015年08月22日




8月22日(土)
昨夜、最後のクラスで新しい生徒さんと話が尽きず帰宅が11時を過ぎ・・・その方曰く、この手の話は誰とも話せず、先生とは通じてよかった!と言われました。この話はまたのちほど。

そう、今朝起きた時は世界陸上男子マラソンのスタート前でした><

今日もまたレクチャーに向かう前にパソコンに向かっています。3月にスタートした伝統ヨーガの指導者育成クラスにあと1名が試験を控え追い込みです。「クラスのシークエンスをどう組み立てるか?」

伝統ヨーガのレッスンは、日本で行うことを前提にしながらほぼkaivalyadhama大学でのシークエンスを崩さずに行っています。組立には意味があり、一つのアーサナは独立したものではありますが、前後のつながりにも意味があります。しかし、アーサナを次々と行うこともしません。アーサナには基本のルールがあり、ラジオ体操の動的ストレッチとは異なります。ヨーガのアーサナは「静的なストレッチング」でなければいけません。
昨日は新しい方を交えてのアドバンスクラスだったので、場づくりから考え、長く来られてる方、10年目の方もおられ、もうその方たちには長々とした指示は必要なく、深い内観に入っていかれるので、新しい方がたに寄り添ってホールドを短く、決して無理のないように生徒のお腹の動きと呼吸の息遣いを聞いておきました。決して、体に触れたり、アジャストなどしません。
それぞれのプラーナがフローしているときに生徒の体に触れてはいけないと、アーサナのデラージ先生から厳しく言われていたのには意味があり、リケシュで行ったクリシュナ先生のクラスでは、ヨーロッパ人が危険な姿勢をとっていたときのみ、なんと手袋をはめて体に触れて手直ししていました。この話の続きものちほど・・・

ヨーガの練習法はトータルで行うべきで、本校ではこの洗浄法は指導者育成クラスでの必須です。学びに来られる先生方の状況を見ながら行っていきますが、日本ではヴァストラドーティ(布を飲み込み胃の洗浄をする技法)を1度だけ指導しました。これを指導するときは、デモが必要なので、とても慎重に指導します。そして、段階を追わせながら・・・4・5か月の指導者養成では到底時間が足りません。宿泊を要しながらクリヤ実習は宿泊して行うのがベストです。そして、次なる技法をやるのにトイレがあと5つ欲しい・・・現在の欲望はそれです。トイレ・トイレ・トイレ・・・・トイレが向こうからやってきます。(潜在意識に言い聞かせる)

では、もう行きます!話がばらばらですみません・・・・

本日
10:00~ 伝統ヨーガクラス 武蔵丘校
12:00~ TTC

夜は町のお祭り☆彡

リシケシュのサルは狂暴でとてもおんぶなんかできませんでした・・・ほらっこの通り。




9月の第11期生の「指導者養成講座」面接が始まりました。興味のあられる方は HPをごらんくださいませ。

HP   http://hus-lab.com

  

Posted by ma dhyana madera at 09:17Comments(0)

なんでもありインド

2015年08月21日

8月21日(金)

レッスン前ですが・・・



インドでサルはよく見かけますが・・・またインドは、人・動物・自然すべてとの「共存」で成り立っていることも現地にいくことで理解できます。冬になると、自分の足は素足のままでも、牛さんには体に毛布をかけてあげます。干ばつで自分たちが食べる野菜を育てるより、残っている池の水を生き物たちのために確保することも知っています。

それでもあの野生ザルとこんなに仲良くなれるフレンドリーさを見習いたい・・・が真似できない。

毎年開催していくインド瞑想スキル修得ツアーではいろんな顔のインドをお見せできると思います。

インドツアーの詳細はこちら↓
http://hus-lab.com/page/workshop/12/

本日
10:00~ 武蔵丘校  アドバンスクラス
12:00~  〟     指導者育成面談
14:00~ Matto夫妻と打ち合わせ
20:00~ 山鹿校    アドバンスクラス

では、行ってまいります☆彡

God Bless you  

Posted by ma dhyana madera at 07:50Comments(0)

8月19日の記事

2015年08月19日


8月19日水曜になった。
火曜日、朝のクラスから午後マンツーマンレクチャー、その後夕方もある方との特別レッスン、夜は最後の瞑想クラス、そして指導者との打ち合わせ。帰宅は10時を過ぎた。詰め込み過ぎてるが流れを止めないのがいい。
そして、水曜が唯一の休日。。。なので起きている。

そう、本校は指導者の先生方が学びの再確認や新たに指導者を目
指す方、また最近ではヒプノセラピーの療法士の方、医療関係の
方がインドヨーガ哲学と伝統実習を学びに来られる。

今日も現指導者の方が、

あるところでインストラクター資格を短期間でとったが、ヨガと
は何か理解できないままで指導をしており、どうしたらいいか、
、、勉強させてください

と。駆け込むようにして遠くから来られた。これまでの先生方が
ほとんど同じように悩みを抱えてレッスンをされている状態が話をされるなかでよくわかる。

10年前の自分を見ているよう。

現在の先生方は、これまでいろんなワークショップ、インストラクター養成を受け、どれもいうことが違う、一体何がヨーガなの
か?現代化したもの、いろんな名のつくものが生まれれば生まれ
るほど混乱している、、、そんな風潮になってきているようだ。

これはヨーガに限らずある。

教典や伝統書物はそこにあり続けているのにそこ気づかずにいる。ただ、なか原初に出会うのが難しい。インドでもヨーガが塗り替えられ混乱しているくらいだから。

伝統書物の編修、残されている原初を整理する作業に携わったkaivalyadhamaの教授は、

アーサナのマーケティングになっている

そこを熱く語っておられた。塗り替えてはいけない、と。そんな
教授から学びを得たことで、今の日本での現象を静かに見ること
ができている。

しかし、困っている先生方はやはり全力をかけ救いたい。知り得たことをどれだけでも伝えたいし、一緒に学びああいたい。

また指導者の方との学びがスタートする。。。

伝統技法に徹するkaivalyadhamaは世界にいくつかのブランチを持つ。ここはイタリア。オファーを受けたドバイ校も伝統を継承す
る学校。そこからの要請だった。また、アメリカにもブランチがあり、日本のそれをとるのがもう近い。。。

深い眠りに入る前にそれを見る。もちろん夢のなかでzzzz  

Posted by ma dhyana madera at 00:47Comments(0)